FC2ブログ

着たいものを着るよ

Home > スポンサー広告 > スポンサーサイトHome > 未分類 > 6/6の日記

--.--.-- -- スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2011.06.08 Wed 6/6の日記

動画を撮ろう、自画撮りで、それも面白いものを。そう思い立って、外出することにした。
自画撮りをするには、カメラを自分の前方に置く必要がある。ただそれだと、動画の見た目が代わり映えがしなく、面白くない、そう思っていた。

自分の姿を動的に撮影する方法、前々からその構想はあった。動画撮影機能つきのデジカメに一脚を取り付け、それを伸ばしてカメラのレンズを自分の方に向け、自分を撮影する、そうすることで、歩いている自分の姿を追跡するような形で撮影できるんじゃないか、と思っていた。

ただ、動画撮影機能のあるデジカメは一眼レフのものしかなく、しかも、一脚はそんなに長くないので、カメラには広角のレンズを取り付ける必要があった。レンズと一脚を取り付けたデジカメの重さはかなりのものであり、僕の今の服装とは対極を成す無骨さを漂わせていた。

今の僕の格好は、ピンク色のフリルの付いたジャンパースカートに、白色のフリルの付いたブラウスを着て、柄の入ったオフホワイトのオーバーニーソックスと白のレースのアンクルソックスを重ねばきし、ピンク色のストラップパンプスを履いており、頭にはオレンジイエローのフルウィッグ、ピンクのリボンの付いたカチューシャをつけており、一般的にロリータファッションと分別できるものであった。

さらに背中には赤いランドセルを背負っている。中には何も入ってなく、ただ単に見た目を考えてのものであった。アクセサリとして、外国で買ったピンク色の日傘を片手に抱えた。

もちろん、自分の顔には入念なメイクを施してあり、傍目からは男性には見えないだろう、と思った。

カメラを抱えて家を出たのはよいが、目的地が特になかったので、以前散歩したときに新緑の木々がきれいで見晴らしもよい道路を見つけたので、そこに向かうことにした。

歩道を歩いていると、前方からバスが走ってきて、僕のすぐ前のバス停に止まった。バスの横を抜けるとき、バスを見ないふりをしつつ、目線だけをそちらにやると、窓の中の人たちがみんな僕の方を見ていた。

それだけでなく、走っている車の中からは、こっちの方を見ることが多いことが分かった。それとは対照的に、信号待ちなどで、僕のすぐ近くにいる人たちは、逆にこちらのことを全く気にかけないそぶりなのが面白かった。

一方向にずっと歩いていると、自宅からどんどん遠ざかる一方なので、途中で90度曲がり、しばらく歩いた後また90度曲がって、来た時とは別の道を通って家路に向かった。

その途中で、僕の歩いている歩道とは反対側にある横断歩道の先に、小学生高学年から中学生と思われる女の子数人が僕の目に入った。

こういう年頃の女の子のリアクションは、自分でも非常に気になるところなので、何食わぬ顔をしつつ、内心では非常に気にしながら、道路を挟んで彼女達の横を歩いて抜けた。

それまで何かを喋っていた女の子たちの声が急に聞こえなくなり、場の空気が変わったことが、見なくても肌で感じ取ることができた。

そして、その中の一人が「ロリ」とか「コスプレ」といった声が聞こえた。僕は彼女達の様子が気になっていたが、そのまま何食わぬ顔をして歩いた。

しばらくすると、後ろの方から妙な気配が漂ってくるのを感じた。後ろを振り返らないように後方の様子を確認すると、先ほどの女の子たちが自分の後方10メートルくらいを歩いていた。明らかにこちらを追いかけているのが分かった。僕の背筋がかあっと暑くなりに冷や汗が走るのが分かった。話しかけられると思ったからだ。

しかし、しばらく歩いていても、一向に話しかけられることもなかった。にもかかわらず、彼女達は自分の後方を一定距離を空けたまま歩いてきていた。しばらくそのこう着状態が続いた。

大きい道路の交差点に出たとき、僕は信号に引っかかってしまった。後ろを歩いていた彼女達が距離をつめてきた。いよいよ話しかけられるのだろうか、と思っていたが、一向に話しかけられなかった。

後ろを確認すると、僕の後方数メートルのところに立っていて僕のほうをじっと見ていた。結局、話しかけられることはなく、次の広い道路の信号でちょうど離れ離れになり、それきり姿は見えなくなった。

僕は少し残念な気持ちになった。

Comments

name
comment
comment form
(編集・削除用) :
管理者にだけ表示を許可
アクセスランキング
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。